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Channel: NAZCO☆中川図画工作所
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この世で最も高価な物質

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高額な物って、何を想像しますか?


 


真っ先に思いつくのは貴金属や宝石などですが、他にも高額な物はいろいろとあるようです。
特に高価な物質・素材を、1gあたりの価格とともにご紹介します。

2014年6月26日:ドル円取引相場


第16位 サフラン
高価な物質16
サフラン 約1100円/g
地中海沿岸を原産とするアヤメ科の多年草。およびそのめしべを乾燥させた香辛料。
ヨーロッパや中近東、インドでは欠かせないスパイスである他、生薬として番紅花の名前でも流通しており、鎮静、鎮痛、通経作用がある。
第15位 純金
高価な物質15
 約5700円/g
原子番号79の元素。元素記号は Au。有史以前から人類に利用されてきた最も有名な貴金属。装飾品や工業用品として使用される他、富と権力の象徴でもあり、金本位制として経済システムを裏から長く支えてきた物質でもある。展性と延性に優れ、1gで数平方メートルまで伸ばすことができる。


第14位 ロジウム
高価な物質14
ロジウム 約5900円/g
貴金属メッキに使われるレアメタル。
ロジウムは原子番号45の元素。元素記号は Rh。レアメタルであり、排ガス制御の触媒として使われる。めっきにも使われ、銀やプラチナ、ホワイトゴールドなどの装身具の着色、保護用として多用される。

第13位 プラチナ
高価な物質13
第13位 プラチナ 約6100円/g
白金は原子番号78の元素。元素記号は Pt。希少なレアメタルで装飾品に使用される他、科学的に非常に安定であるため、触媒として自動車の排気ガスの浄化などの多方面で使われており、燃料電池への利用も行われている。


第12位 覚せい剤
高価な物質12
メタンフェタミン 約10000円/g
代表的な覚醒剤として知られるメタンフェタミン。
1893年に日本の薬学者・長井長義が合成した覚醒剤。第二次世界大戦中には士気向上や疲労回復のために神風特攻隊を含む航空機の搭乗員や軍需工場の労働者に使用され、戦後はヒロポンの名前で販売された。現在は厳しく規制されている。


第11位 サイのツノ
高価な物質11
犀角 約11000円/g
古くから漢方薬として使用されてきた犀の角。現在サイは絶滅のおそれがあり、ワシントン条約で保護されているため市場にはほとんど出回っていないが、密猟も多く問題になっている。

第10位 ヘロイン
高価な物質10
ヘロイン 約13000円/g
アヘンに含まれるモルヒネから精製される「ダウナー系」と呼ばれる麻薬の代表格。非常に強い依存性を持ち、世界各国で厳しく規制されている。



第9位 コカイン
高価な物質09
コカイン 約22000円/g
コカの葉から抽出され、精製される「アッパー系」に分類される麻薬の一種。粉末状で、ストローなどを使って鼻腔から吸引(スニッフィング)される。欧米のクライムムービーなどでよく鼻から吸っているドラッグはこれ。

第8位 LSD
高価な物質08
LSD(リゼルグ酸ジエチルアミド) 約30万円/g
1943年4月16日スイス人化学者アルバート・ホフマンによって幻覚剤として発見された物質。1960年代のヒッピー・ムーブメントの中でティモシー・リアリーらが「Turn on, Tune in, Drop out」のスローガンのもと、LSDによる意識革命を推し進めようとし、サイケデリックアート誕生の元ともなった。「Lucy in the Sky with Diamond」の略ではないので注意。

第7位 プルトニウム
高価な物質07
プルトニウム 約40万円/g
原子番号94の元素である。元素記号は Pu。アクチノイド元素の一つ。放射性元素であり、核兵器の原料や、プルサーマル発電のMOX燃料などに使われる。原発の高レベル放射性廃棄物に大量に含まれており、半減期はプルトニウム239の場合約2万4000年と非常に長く、最終処理場建設に際し大きな問題となっている。


第6位 ペイン石
高価な物質06
ペイン石 約91万円/g

1950年にイギリス人鉱物学者で宝石商のアーサー・ペインによってミャンマーで発見された非常に希少な宝石。長年3つのサンプルしか見つかっていなかったが、現在ミャンマー北部を中心に多くのサンプルが発見され始めている。



第5位 ターフェ石
高価な物質05
ターフェ石 約200万円/g
1945年にリチャード・ターフェが宝石商から買い上げた多数の原石の中から発見された宝石。非常に希少で近年まで数サンプルしか見つかっておらず、現在でも最もレア度の高い宝石のひとつ。スリランカを代表するレアストーン。


第4位 三重水素
高価な物質04
水素の同位体の1つであり、特に放射性同位体。

質量数が3の放射性同位体。最も毒性の少ない放射性核種とされ、核燃料としての研究も行われているが、コストの面から非常に困難とのこと。福島第一原発事故の影響で深層の地下水からこのトリチウムが4700ベクレル検出されたことは記憶に新しい。

第3位 ダイヤモンド
高価な物質03
ダイヤモンド 約560万円/g

言わずと知れた宝石の王様。現在確認されている中では天然で最も硬い物質。宝飾品としてはもちろん、工業用としても多く用いられている。

第2位 カリホルニウム
高価な物質02
カリホルニウム – 約27億5千万円/g

原子番号98の元素。
元素記号は Cf。アクチノイド元素の一つ。超ウラン元素でもあり、原子爆弾として使えば非常に小型化が可能性とされるが、高価なために現実的でない。


第1位 反物質
高価な物質01
第1位 反物質 – 約636兆円/g

反物質とは通常の物質と接触した際に対消滅を起こして莫大なエネルギーを放出するもの。1グラムの反物質が対消滅すると、スペースシャトルの外部燃料タンク23個分相当のエネルギーが得られる。
質量とスピンが全く同じで、構成する素粒子の電荷などが全く逆の性質を持つ反粒子によって組成される物質。自然には殆ど存在せず、そのため反物質を得るには粒子加速器を使うなどして一から生成する必要がある。




ほとんどが貴金属・麻薬・放射性物質などですが、異彩を放っているのがサイのツノ。妙薬としての効果があるとの迷信が影響しているようです。
(参照:ロンドンの博物館からサイのツノが盗まれるも、職員の機転によって守られる





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