昭和43年の東宝映画 怪獣総進撃![イメージ]()
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またもや社会主義宇宙人が日本に攻め込んで来た。冨士火山脈一帯の地底は自分らの領土だと宣言する。
彼女らは高温の下でないと岩になってしまう鉱物型生物である。
地球上の生命の起源が宇宙の隕石からの物質であるとか
ウイルスが鉱物と生物の中間型のものであるならこういう宇宙人もいるかもしれない。
しかし、日本人の信仰の対象でもある富士山に土足で割り込むとはひどい奴らだ。
彼女らは地球の怪獣をコントロールして世界文化大革命を開始する。
「私達と共存共栄の新しい文明を創造するのです。」
と勝手なことをぬかす。
東宝空想科学映画の宇宙人は伝統的に役者さんが演じる。
バルタンやザラブのようなクリーチャー系宇宙人は登場しない。
やはり共産主義や社会主義が敵なのだ。
これもどこかの国を連想させる。
モスクワ
パリ
ニューヨーク国連本部
ゴジラの気持ちも解る、戦勝国連合なんか潰してしまえ。
映画の冒頭シーンをみてほしい。
近未来硫黄島の基地から月ロケットが飛び立つのである。
種子島ではなく硫黄島なのである。製作者たちはきっと戦後、硫黄島が気になっていたのでしょう。
「いおうとう」ではなく「いおうじま」なのである。
そして宇宙パイロットは戦記物ではゼロ戦パイロットを演じる役者さんたちです。
お、右から2番目の人、健さんではないか?
いや、ただ似ている俳優さんでした。
健さんは出ていませんが良さんなら昭和34年の宇宙大戦争に出ています。
これは地球防衛軍の続編で月の裏側に潜む宇宙人に日本が先制攻撃をかける映画です。
月に出陣するパイロットたちに実際の自衛隊の軍楽隊が
栄誉礼とときの声を演奏します。
GHQや日教組がいくら日本の少年達を弱く育てようと画策しても日本には国防意識のDNAが実はある。
ほらね。今のアニメだよ。
防衛こそ
祖先に対する礼儀であり
子孫に対する義務である。
(宇宙大戦争より)